熊本市医師会は、明治40年11月9日に設立され今年の11月で創立116年を迎えます。「医道の高揚、医学及び医術の発達並びに公衆衛生の向上を図り、もって社会福祉を増進すること」を使命とし、学術団体としてだけでなく、熊本市民の健康を守る為行政に協力して活動しています。例えば、現在の新型コロナウイルス感染症との戦いにおいても、いち早くPCRセンターを設立し、更に多くの会員医療機関で発熱外来、入院治療、ワクチン接種などを行い、その収束に貢献して来ました。平時でも、熊本市の委託を受けた熊本地域医療センターでの「休日夜間急患センター」では、地域の医師会員及び熊本大学病院の先生方に出動協力をいただき、熊本市の救急医療体制、とくに小児の救急に貢献しています。また小児だけでなく多くの会員医療機関で休日当番医として日曜祝祭日だけでなく年末年始等でも救急医療を引き受けて頂いています。
この様に熊本市医師会は社会的使命を果たしていますが、その為には会員医療機関を支える事が重要であり、学術だけでなく会員福祉にも力を入れています。これから紹介します各種事業は会員福祉につながっており、ひいては地域の皆さまが健康で安心して暮らせるよう医療体制に貢献しているのです。
熊本市医師会はこれからも皆さんの健康を守るために活動していきます。